ビールあれこれ

 

筆者の独断と偏見によるビールについてのコラムを書きました。

ぜんぜん参考にはなりませんが、暇つぶし程度にご覧下さい。

また、有力な情報をお寄せいただければ幸いです。

 

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ミラーライトをフラスコで飲む人達(笑)

撮影:横田基地祭にて

内容

以下のビールは全て筆者が国内・国外で実際に飲んだものです。但し、現在も流通しているかどうかは不明です。

お問い合わせは酒屋さんへどうぞ。

 

l  333ビール(瓶)

l  333ビール(缶)

l  サイゴンビール

l  ハノイビールNEW!

l  ハリダ

l  レモンビール

l  ローリング・ロック

l  コロナエクストラ

l  テカテ

l  ネグラ・モデッロ

l  グロールッシュ

l  グロールッシュアンバー

l  青島

l  バドライト

l  デュヴェル

l  XOビール

l  ルートビア其の1

l  ルートビア其の2

333ビール(瓶)

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実に飲みやすい。

全くクセが無いため、水代わりという表現がピッタリです。ベトナム戦争当時はもっとパッケージがシンプルで瓶の形状も微妙に違っていたようですが、雰囲気出しの小物として使うにはもってこいだと思います。

これを飲むときは必ずNAM戦装備を着用してください(基本)。そしてこれをグビッと飲んだ後、ため息を付いて一言

「地元で反戦運動やってるらしいんですよ・・・。」

と寂しげにつぶやけばあなたも立派な「病んでいる人々(*注1)」の仲間入りです()

私は輸入食材屋さんでこれを発見したのですが、そのとき「さんさんさんビールください。」と店員のおねーちゃんに言ったら「あ、バーバーバーね。」と言われてしまいました(泣)。ベトナム語で「3」を「バー」と発音するらしいです。

 

image006箱はこんな感じ。

 

image008会社の住所らしき表示。

サイゴンビアカンパニー製

アルコール度4.7%

333ビール(缶)

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上海亭さんのBBSで「NAM戦当時は缶入りのビールが有ったのでは? 」というような話題があったので早速探してみました。飲み口と空気穴と2カ所穴を開けて飲むタイプだと思ってみたら、しっかりとプルトップ式になっています。時代は変わったなぁ(何歳だっつーの)。

当然、瓶と同じ風味です。ただし雰囲気としては瓶の方が良いかな? 缶か瓶かは好みが分かれそうですね。

 

image012箱はこんな感じ。瓶と違って、緑の色調が強くなっています。

 

image014サイゴンビアカンパニーの連絡先が書いてあります。

サイゴンビアカンパニー製

アルコール度4.7%

サイゴンビール

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基本的には333ビールと同じ感じがしました。すっきりさっぱりアメリカ風テイストです。

サイゴンビアカンパニー製

アルコール度4.7%

ハノイビール

 

ハノイ滞在中に毎日飲んでいたビール。ホテルの冷蔵庫が物凄く強力で、キンキンに冷えたのを飲むことが出来た。

これまたスッキリサッパリのテイスト。

 

この2枚はホテルの一室にて撮影。

全館禁煙の筈だが室内のテーブルには灰皿とマッチが置いてあった。

ハリダ

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通称ハノイビールらしいです。まぁ、サイゴンビールがあるのでそれに対抗したのでしょう(たぶん)。

味は333やサイゴンと似たスッキリさっぱり系で、日本人好みだと思います。しかしアルコール度が5%ともなるとさすがに飲み応えがあり、水代わりとはいきません。とはいえクセも苦みもないのでグビグビ飲めます(どっちなんだよ)。よ〜く冷やして、夏の海に持って行きましょう

サウスイースト・アジア・ブリュワリー製

アルコール度5%

レモンビール

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単純明快、レモン味のビールです。

「あれ? ビール苦手なの?

「だって、苦いんだもーん。」

こういう会話に覚えのある人にはお勧めです。ビールの苦さだけを取り除いてレモン果汁を添加したという、一風変わった飲み物です。「ビールのレモンスカッシュ割り」とでも言いましょうか。大変飲みやすく出来ており、私は夏の浜辺でこれを大量消費しました。ちなみにこの品物は麦芽使用率50%のビールですが、日本ではレモン果汁が添加されたために発泡酒というカテゴリーに分類されています。余談になりますがドイツでは麦芽100%でなければビールとは認めていないようです。

サクサー社製

アルコール度3.7%

ローリング・ロック

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うまかったのでつい撮影してしまった。

風味は333ビールとよく似ています。すっきりさっぱりのアメリカ風テイストです。

この水滴を見よ!

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どーです。飲みたくなったでしょ(笑)。

ラトローブ社製

アルコール度4.5%

コロナエクストラ

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素晴らしい黄金色!

上野の某メキシコ料理屋さんで飲んで以来好きになってしまった。特に夏場は雰囲気最高で、どんなビールにも外観では勝ることでしょう。真夏の青い空に白い雲、そしてコロナビールの黄金色は絶妙なマッチングです。視覚的にも楽しめる逸品です。海へ行くときはサンオイルと同等の常備品として必ず携行しましょう。きっと隣に座った人がおいしそうな顔をするはずです。最近流行の国産ビールに相反して、匂いと味に少々クセがあります。でも、いかにも麦の酒だなぁと言う感じがするので私は大好きです。

姉妹品のコロナライトも日本国内で是非販売して欲しいと思います。

モデロ社製

アルコール度4.6%

ネグラ・モデッロ

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コロナエクストラと姉妹品の黒ビールです。風味はそんなに焦げた感じもなく、すっきりと飲めました。どんな色をしているのか試しにグラスへ注いだところ、黒と言うよりも濃い茶色をしていました。アルコール度が6%と少々高めですが、味がまろやかだったのできつくは感じません。ライトでクリスピーなビールばかりでなんだか飽きちゃったなぁと言う方は是非どうぞ。ユニークな瓶の形で、飲んだ後も捨てるのがもったいない感じです(笑)。

モデロ社製

アルコール度6%

テカテ

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コロナ同様、メキシコを代表するビールです。上野のメキシコ料理屋さんに常備していました。コロナとの違いは後味だけだと思います。コロナではちょっとしたクセというか苦みが残りますが、テカテは全く残りませんでした。どちらかというと、国産のラガービールとよく似た感じがします。もっとも基本的なビールっぽいビール味(?)ですね。これは誰の口にも合うと思います。暑い時は水代わりに、食事の時にはタコスやピザと一緒に是非どうぞ。

○○社製(読めないっす)

アルコール度4%

グロールッシュ

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全米ビール試飲コンテストで3年連続金賞だったそうです。どの部門で金賞だったのか定かではありませんが、確かにおいしいです。バドワイザーと似ていますが少々コクがある感じです。「バドは飲みやすいけど水っぽくてちょっとなぁ。」と言う人にはもってこいでしょう。このほかにもアンバー色の瓶に入った450cc入りの姉妹品があります。そちらはまたの機会に掲載しましょう。

姉妹品のグロールッシュ・ブロンドも日本国内で是非販売して欲しいと思います。

 

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こちらは473cc入りの瓶です。

再び栓を閉められるようになっているためカラになっても他の飲み物を移し替える等、再利用できます。

グロールッシュ・ビアブロワリッジ社製

アルコール度5%

グロールッシュアンバー

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前述したグロールッシュの黒ビール版です。筆者が入手したのは473cc入りの瓶でした。黒ビールとはいえ「アンバー」というくらいですから真っ黒にはなっていません。その名の通りの色でした。味は焦げ臭くもなく、すっきりとした風味で意外とあっさりしています。「黒ビールはこってりしていてちょっとなぁ。」というお方は是非お試しあれ。

グロールッシュ・ビアブロワリッジ社製

アルコール度5%

青島啤酒

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啤って字を探すのに苦労しました(笑)。いわゆる「チンタオビール」です。中国だとメジャーなのだそうですが日本ではどうなのでしょうか。私には解りませんが、漢字だけで平仮名の無いラベルに一目惚れしてしまいました。飲んだところ、予想に反して普通っぽい風味でした(どういう予想だっつーの)。雰囲気が非常に良いので、全国の中華料理屋さんに置いて欲しいなぁ。

チンタオブリュワリー社製

アルコール度4.3%

追記:上海出張の際にあちこちで飲みましたが、どこの青島ビールも全て気が抜けた状態でした。しかもぬるい!

バドライト

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バドワイザーのライト版です。

ただでさえライトな感覚のバドワイザーがもっと軽くなっているので、本当に水みたいです。夏に水分補給をする感じに飲むと良いでしょう。全くクセがありません上にビール独特の苦さが少なく、「酎ハイは良いけどビールはちょっと・・・。」と言う人がこれからビール党に転向するにはもってこいかもしれません。

アンホイザーブッシュ社製

アルコール度3.7%

デュヴェル

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デュヴェルとは方言でデビル(悪魔)と言う意味だそうです。なんでも、初めて飲んだ人が「これは悪魔だ。」と言ったそうな・・・。高アルコールビールであるにもかかわらず、濃いぃ味がしません。すっきりさっぱり飲めます。泡がとても細かく、まるでクリームのような感じがしました。色も大変きれいで、黄色と言うよりは透明感のある金色という感じです。カテゴリー的にはブロンドエールと呼ぶらしいです。ブロンド好きにはたまりませんね(謎)。仕事の後にゆっくりとお風呂へ入ってから、是非どうぞ。

モルトガットブリュワリー社製

アルコール度8.5%

XOビール

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コニャックのXO(エックス・オー)風味のビールだそうです。筆者はコニャックに関して全く知識がありませんが、実際に飲んでみるとちょっと甘い感じがします。黒ビールを普通のビールで割って、更にブランデーを少し混ぜた感じでした。苦みも少なく、思ったほど濃い感じではありません。口当たりが軽くて甘みもあるのでのでどんどん飲んでしまいそうですが、気を付けてください。アルコールが8%も有りますので間違いなく酔ってしまいます(笑)。カクテル感覚で是非どうぞ。

 

image064ハーフ&ハーフみたいな色をしています

誰か製造元教えて(泣)

アルコール度8%

ルートビア其の1

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飲むサロメチールか飲むサロンパスか(*注2)。

筋金入りのおいしさを誇るノンアルコール飲料です。ビールとはいうものの、ぜんぜんビールの風味がしません。もちろん麦芽やホップも入っていません。興味のある方は缶に記載されているコンテンツを読むと良いでしょう。ものの見事な内容物が書かれています。ちなみに英和辞典で探すと載っていたりしますので、飲む前に調べたりしちゃダメですよ(笑)。またまた余談ですが、筆者が大阪へ行ったときにA&Wのファーストフード店(現在閉店)があったのを見て驚いた記憶があります。もちろん、その店のイチオシはこのルートビアでした。関東に出店して欲しいなぁ。

A&W社製

アルコール度0%

ルートビア其の2

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A&W社製と同じく、とてもおいしいルートビアです。両社の品物に大差は有りませんので、入手できればどちらでも独特の風味を楽しめます。その道のプロであればコーラとペプシの区別をするかのごとくA&WDAD’Sの違いが解るかもしれませんが、筆者には全く区別が付きません。中身を一見するとコーラと間違えそうな感じなので、人に差し出すときは容器を移し替えると良いでしょう。ただしコーラと一緒に並べてはいけません。明るい場所でコーラの色を見ると茶色がかっていますが、ルートビアは真っ黒です。

DADS社製

アルコール度0%

 

*注1:「病んでいる人々」という表現は上海亭さんのHPより引用致しました。

*注2:サロメチールやサロンパスを本当に飲んではいけません。

 

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最終更新日: 2021/10/20

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