作戦決行前の集合写真
多くの兵が千葉の地に散っていった
軍事クーデターにより鶴見人民共和国の国政と軍事を掌握し国号を銀河大鶴見帝国に変更した、
しろー・フォン・ゴールデンバーム大元帥(自称)は千葉の不穏分子殲滅と補給路の確保という、
二重の目的を持たせた作戦「千葉打通作戦」を発動した。
黄金で出来た銃を自慢する大元帥(自称)
半年前、鶴見帝国軍は千葉県佐倉市にて米英軍の軍事援助を受けた共和派と武力衝突に陥り多大な犠牲を払う結果となった。
にもかかわらず鶴見国防放送は連戦連勝を伝え続け、宣伝省は毎日のように
「敵艦隊壊滅」「我軍大勝利」と
国民の士気が低下せぬよう必死の情報操作を続けていた。
4月某日、鶴見帝国軍大本営作戦課は大元帥のかねてからの夢である「千葉打通作戦」を立案した。
元々は大元帥が「千葉のSOF団キモイ。やっちまえ。」とか、
「物資は全部千葉から運び入れれば良い。神奈川県の借金もそれで帳消しだろ。」とか安易な考えで言い出したものだが、
大元帥本人は具体案を計画することが出来ないので作戦課がその尻ぬぐいをすることとなった。
当然ながら成功すれば大元帥の手柄、失敗すれば作戦課の責任と決まっていた。
作戦室長のSS宰相は後日、日記にこう記している。
「いつか木の上から(大元帥を)狙撃してやる。」
やがて鶴見帝国宮殿地下壕で開催された御前会議において作戦内容が奏上され、承認された。
かくして無謀極まりない未曾有の作戦が決行されることとなった。
注:当然ですが上記は全てフィクションです。
阿鼻叫喚ふたたび
なんだかんだ言ってもう9回目のルリゲーである。
私としては「ザ・ユニット」をイメージして各装備を構成してみたのだが、
ゲーム内容がどう見ても大陸打通作戦になっていたのでこんな感じのネタを書くことになってしまった。
無謀な命令を下す大元帥
最終戦はまさしく阿鼻叫喚地獄絵図だった。
大元帥は「余の神通力で守ってやる。さあ前進しる。」と言い、
敵陣へ正面攻撃を強要していた。
全弾撃ち尽くしても、大元帥から「セフティ戻って補給しる。」と言われて戦闘続行せねばならない異常事態となり、
終盤においては補給に行くと称して逃亡する兵が数多く出ていた。
敵味方が入り乱れているので
あちこちバラバラの方向を向いている
敵軍も軍旗から離れることが出来ず後退も許可されなかったのでガックソ元帥以下数名(の逃げ遅れた者)は
「痛い!」「やめてー!」「あと5分って言ったじゃん! 」と叫び、弾薬の尽きた銃を持ったまま弾雨の中で立たされ続けた。
筆者の側でもとんでもない事態が起きていた。
ある兵士が「こんなのもうイヤ。死にたい。」とつぶやき、
拳銃を抜いて自ら命を絶ったのである。
私はこの手のゲームを長年続けてきたが、自決したのは初めて見た。
ふんどし先生の弟子一同
大元帥の警護隊として見事に暗殺を阻止した
「ゲームよりこれが重要だ。」と言う露天商
この日の筆者
5.11上下にMolle2とAKMは良い感じ
大量の弾薬と予備の銃がある人、そしていくら撃たれても笑っていられる人は 次回一緒に参加しましょう
※注:ノーマルマガジン(スプリング式マガジン)限定です。多弾マガジンは一切使えません。
最終更新日: 2011/2/22